ギフト巾着の仕様変更について
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ギフトラッピングにご利用いただける、二風谷ワークスオリジナル巾着の仕様を変更いたしました。サイズなどは変わらず紐のみ変更になりました。
順次、新規格に移行しますのでご了承ください。

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前編では、木彫り職人·岡本朋也さんが、札幌大学のウレㇱパクラブ、そして二風谷での伝承者育成事業を経て、木彫りを仕事にするまでの話をお伺いしました。 後編では、岡本さんが実際にどのように作品を作っているのか、もう少し深く掘り下げていきます。 文様は、最初から完成しているわけではない 鳥海: 岡本さんは、作品を作るとき、最初から頭の中に完成した文様のイメージがあるのでしょうか? 岡本: 形を作っている段階から、「ここにはこういう文様を入れよう」というイメージはある程度ありますね。 ただ、最初から全部が決まっているわけではないです。 萱野: 形ができてから、実際にそこへ文様を入れていく? 岡本: そうですね。 例えばイタ(お盆)みたいなものだったら、まず目立つ大きなモレウ(渦巻き)のような部分を考えて、そこから細かいところを付け足していくことが多いです。 実際に描いてみたり、彫ってみたりすると、「ここはもう少し何かあった方がいいな」とか、逆に「これはいらないな」と思うこともあります。 だから、作りながら変わっていきます。 萱野: そこは面白いよね。 アイヌ文様というと、完成した文様が先にあって、それをそのまま木に写して彫っているように思う人もいるかもしれない。 でも実際には、職人によって文様の作り方も違うし、その作品の形によっても変わってくる。 岡本: そうですね。 人によって描き方も彫り方も違います。 僕自身も、いろいろやってみないと分からないと思っているので。 やってみて失敗することもありますけど、その失敗が次の成功につながることもある。...
前編では、木彫り職人·岡本朋也さんが、札幌大学のウレㇱパクラブ、そして二風谷での伝承者育成事業を経て、木彫りを仕事にするまでの話をお伺いしました。 後編では、岡本さんが実際にどのように作品を作っているのか、もう少し深く掘り下げていきます。 文様は、最初から完成しているわけではない 鳥海: 岡本さんは、作品を作るとき、最初から頭の中に完成した文様のイメージがあるのでしょうか? 岡本: 形を作っている段階から、「ここにはこういう文様を入れよう」というイメージはある程度ありますね。 ただ、最初から全部が決まっているわけではないです。 萱野: 形ができてから、実際にそこへ文様を入れていく? 岡本: そうですね。 例えばイタ(お盆)みたいなものだったら、まず目立つ大きなモレウ(渦巻き)のような部分を考えて、そこから細かいところを付け足していくことが多いです。 実際に描いてみたり、彫ってみたりすると、「ここはもう少し何かあった方がいいな」とか、逆に「これはいらないな」と思うこともあります。 だから、作りながら変わっていきます。 萱野: そこは面白いよね。 アイヌ文様というと、完成した文様が先にあって、それをそのまま木に写して彫っているように思う人もいるかもしれない。 でも実際には、職人によって文様の作り方も違うし、その作品の形によっても変わってくる。 岡本: そうですね。 人によって描き方も彫り方も違います。 僕自身も、いろいろやってみないと分からないと思っているので。 やってみて失敗することもありますけど、その失敗が次の成功につながることもある。...
二風谷ワークスでは、商品の企画や製作を通して、さまざまなアイヌの作り手と一緒に仕事をしています。 今回お話を聞いたのは、木彫り職人の岡本朋也さん。 現在29歳。若い世代の木彫り職人として活動する岡本さんは、どのようにアイヌ文化を学び、木彫りを仕事にするようになったのでしょうか。 二風谷ワークスの萱野、鳥海と話しました。 浦河から札幌、そして二風谷へ 萱野: まず岡本君、自己紹介をお願いします。 岡本: 北海道の浦河町出身の岡本朋也です。29歳です。 今は「Ainu Crafts pewre」で、木彫りをメインに活動しています。 木彫りだけではなく、アイヌ文様のデザインをしたり、ほかの地域へ行って木彫りの講師をしたりもしています。 萱野: 二風谷ワークスとの仕事でいうと、ramguのカッティングプレートと鍋敷きの木彫りを担当してもらっています。 それから、岡本君がデザインした文様をレーザー彫刻したマグも商品として販売しています。 今回は、普段商品を見てくれている皆さんにも、まず「岡本朋也という人がどういう人なのか」を知ってもらえればと思っています。 そもそも、木彫りを始めたきっかけは何だったんですか? 岡本: 大学生のときですね。 札幌大学のウレㇱパクラブで、本格的にアイヌ文化を学び始めたのがきっかけです。 そこではアイヌ語だったり、踊りだったりを中心にやっていました。 もともとものづくりが好きで、自分で何かを作るのも好きでしたし、人が作ったものを見るのも好きだったんです。 その中で、アイヌ文化の木彫りや工芸をやりたいと思うようになりました。 ただ、大学ではなかなか実際に木彫りをする機会がなくて。4年生のときに有志で何人か集まって、見よう見まねで彫ったのが最初です。 そこから、もっと木彫りについて知りたいと思うようになりました。 札幌大学ウレㇱパクラブとは 萱野: 今出てきた「ウレㇱパクラブ」について、知らない人もいると思うので少し説明します。 札幌大学のウレㇱパクラブは、大学に通いながらアイヌ語や文化など、アイヌ文化について幅広く学ぶことのできる取り組みです。...
二風谷ワークスでは、商品の企画や製作を通して、さまざまなアイヌの作り手と一緒に仕事をしています。 今回お話を聞いたのは、木彫り職人の岡本朋也さん。 現在29歳。若い世代の木彫り職人として活動する岡本さんは、どのようにアイヌ文化を学び、木彫りを仕事にするようになったのでしょうか。 二風谷ワークスの萱野、鳥海と話しました。 浦河から札幌、そして二風谷へ 萱野: まず岡本君、自己紹介をお願いします。 岡本: 北海道の浦河町出身の岡本朋也です。29歳です。 今は「Ainu Crafts pewre」で、木彫りをメインに活動しています。 木彫りだけではなく、アイヌ文様のデザインをしたり、ほかの地域へ行って木彫りの講師をしたりもしています。 萱野: 二風谷ワークスとの仕事でいうと、ramguのカッティングプレートと鍋敷きの木彫りを担当してもらっています。 それから、岡本君がデザインした文様をレーザー彫刻したマグも商品として販売しています。 今回は、普段商品を見てくれている皆さんにも、まず「岡本朋也という人がどういう人なのか」を知ってもらえればと思っています。 そもそも、木彫りを始めたきっかけは何だったんですか? 岡本: 大学生のときですね。 札幌大学のウレㇱパクラブで、本格的にアイヌ文化を学び始めたのがきっかけです。 そこではアイヌ語だったり、踊りだったりを中心にやっていました。 もともとものづくりが好きで、自分で何かを作るのも好きでしたし、人が作ったものを見るのも好きだったんです。 その中で、アイヌ文化の木彫りや工芸をやりたいと思うようになりました。 ただ、大学ではなかなか実際に木彫りをする機会がなくて。4年生のときに有志で何人か集まって、見よう見まねで彫ったのが最初です。 そこから、もっと木彫りについて知りたいと思うようになりました。 札幌大学ウレㇱパクラブとは 萱野: 今出てきた「ウレㇱパクラブ」について、知らない人もいると思うので少し説明します。 札幌大学のウレㇱパクラブは、大学に通いながらアイヌ語や文化など、アイヌ文化について幅広く学ぶことのできる取り組みです。...
鳥海: 今回、新商品のてぬぐいを作るタイミングで、商品名の付け方のルールも一新し、「アイテム名+柄名」という形式で統一しました。 これまでは、アイヌの伝統的な衣装をモチーフにした商品には、その衣装の名前を使うことが多かったですよね。 萱野: そうですね。例えばチカㇻカㇻペやカパラミㇷ゚ですね。 鳥海: 最初はそれでも良かったのですが、だんだん商品が増えてくると、同じチカㇻカㇻペをモチーフにしていてもデザインはそれぞれ違うので、全部に「チカㇻカㇻペ」と付けると区別しにくくなってきたんです。 そこで、デザインごとに固有の名前を付けようという話になりました。 文様に「これは○○の柄」と名前を付ける難しさ 萱野: 最初は、文様そのものの特徴をアイヌ語で表して名前にしようとも考えたんです。 でも、やってみるとすごく難しい。 アイヌ文様って、いくつかの文様の要素があって、それをどう組み合わせるかによって表現していくものですよね。 「この形だから○○」と、一つの意味に結びつけて固有名詞にするのは違うんじゃないかと思ったんです。 それに、チカㇻカㇻペやカパラミㇷ゚という名前も、僕は文様そのものの名前というより、技法による違いを表している部分が大きいと考えています。 例えばチカㇻカㇻペなら、テープ状の布を生地の上に縫い付け、そこに刺繍をする。カパラミㇷ゚なら、文様の形に切った布を重ねて縫い付ける。 もちろん技法と見た目は結びついているので、文様の種類のようにも見えます。でも同じチカㇻカㇻペの中にも、いろいろな文様があって当然なんですよね。 鳥海: だからといって「チカㇻカㇻペ01、02、03」にするのも味気ないですし(笑)。 萱野: そうなんですよ(笑)。そのうち自分たちでも「02ってどれだっけ?」となる。 じゃあ一つひとつに固有の名前を付けよう、と。 ただ、文様を見て「これは○○に見えるから、そのアイヌ語を名前にしよう」というやり方も、いずれ限界が来ると思ったんです。 そこで、文様の形とはいったん離れて、アイヌ文化の中にある言葉から名前を探すことにしました。 「rittunna(リットゥンナ)」は雷のカムイの物語に登場する言葉 鳥海: そこで今回のてぬぐいに付いた名前が「rittunna(リットゥンナ)」ですね。 萱野:...
鳥海: 今回、新商品のてぬぐいを作るタイミングで、商品名の付け方のルールも一新し、「アイテム名+柄名」という形式で統一しました。 これまでは、アイヌの伝統的な衣装をモチーフにした商品には、その衣装の名前を使うことが多かったですよね。 萱野: そうですね。例えばチカㇻカㇻペやカパラミㇷ゚ですね。 鳥海: 最初はそれでも良かったのですが、だんだん商品が増えてくると、同じチカㇻカㇻペをモチーフにしていてもデザインはそれぞれ違うので、全部に「チカㇻカㇻペ」と付けると区別しにくくなってきたんです。 そこで、デザインごとに固有の名前を付けようという話になりました。 文様に「これは○○の柄」と名前を付ける難しさ 萱野: 最初は、文様そのものの特徴をアイヌ語で表して名前にしようとも考えたんです。 でも、やってみるとすごく難しい。 アイヌ文様って、いくつかの文様の要素があって、それをどう組み合わせるかによって表現していくものですよね。 「この形だから○○」と、一つの意味に結びつけて固有名詞にするのは違うんじゃないかと思ったんです。 それに、チカㇻカㇻペやカパラミㇷ゚という名前も、僕は文様そのものの名前というより、技法による違いを表している部分が大きいと考えています。 例えばチカㇻカㇻペなら、テープ状の布を生地の上に縫い付け、そこに刺繍をする。カパラミㇷ゚なら、文様の形に切った布を重ねて縫い付ける。 もちろん技法と見た目は結びついているので、文様の種類のようにも見えます。でも同じチカㇻカㇻペの中にも、いろいろな文様があって当然なんですよね。 鳥海: だからといって「チカㇻカㇻペ01、02、03」にするのも味気ないですし(笑)。 萱野: そうなんですよ(笑)。そのうち自分たちでも「02ってどれだっけ?」となる。 じゃあ一つひとつに固有の名前を付けよう、と。 ただ、文様を見て「これは○○に見えるから、そのアイヌ語を名前にしよう」というやり方も、いずれ限界が来ると思ったんです。 そこで、文様の形とはいったん離れて、アイヌ文化の中にある言葉から名前を探すことにしました。 「rittunna(リットゥンナ)」は雷のカムイの物語に登場する言葉 鳥海: そこで今回のてぬぐいに付いた名前が「rittunna(リットゥンナ)」ですね。 萱野:...
私たち二風谷ワークスは北海道の平取町二風谷で、若手職人に継続的な仕事をつくり、代々受け継がれてきたアイヌの工芸を次世代へ残すというビジョンを掲げ、2022年3月にスタートした企業です。
二風谷に残るアイヌの伝統文化を多角的な視点で取り入れ、デザインや工芸を通じて、未来に繋がる新たな価値を創造する事が私たちの使命です。